そば・うどん~かけ系
もりに対して、どんぶりにもって汁をかけて供するものをかけ系としてみた。
この最も簡単で素朴なものが、かけそば、かけうどん、素うどん、ぶっかけなどと呼ばれているもので、七味または一味唐辛子、きざみネギ、あるいはカツオブシをかけただけで供される。
これには温かいかけ汁を張ったものと、冷たいかけ汁を張ったものがある。冷たいものは普通、温かいかけ汁より濃いかけ汁を用いるようだ。
いずれの場合も上に乗せる種は、そば・うどんに合うものであればなんでも使われる。
次に各店でよく出ている種物をあげておく。
きつね(油揚げの甘辛煮)、たぬき(揚げ玉)、月見(卵)、てんぷら(かき揚げ、またはエビ、その他の揚げ物)、卵とじ、あんかけ、山かけ、なめこ、おかめ、鳥南蛮、肉南蛮、カレー南蛮、親子南蛮、かき卵、天とじ、納豆、はなまき、(のり)、もやしなどです。
〔煮込み〕:もりやかけは、麺をゆでた後は伸びないように、できるだけ速く供するという注意がなされているのに反して煮込みものは、麺をゆでてさらに煮込むものである。
この時、麺を生から煮込む場合も多い。
代表的なものには鍋焼きうどん、うどんすき、そばすき、ほうとうなどがある。
これには野菜、肉、魚、練り物が適当に取り合わせてよく使われるようだ。
どちらかといえば、そばよりはうどんの方が煮込みものには適しているようだ。
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